佐久市議会 > 2021-03-19 >
03月19日-06号

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  1. 佐久市議会 2021-03-19
    03月19日-06号


    取得元: 佐久市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-14
    令和 3年  3月 定例会(第1回)          令和3年佐久市議会第1回定例会会議録(第6日目)◯議事日程(第6号)                    令和3年3月19日(金)午前10時開議     開議宣告     報告事項日程第1 会議録署名議員指名日程第2 陳情の取下げ、採決日程第3 追加議案上程、総括説明     議案第44号 令和2年度臼田総合運動公園規模改修整備事業発生土改良工事請負契約の変更について     議案第45号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第17号)について     議案第46号 監査委員の選任について日程第4 議案質疑、討論、採決日程第5 議案委員会付託日程第6 付託議案委員長報告、質疑、討論、採決日程第7 付託陳情委員長報告、質疑、討論、採決日程第8 意見書案上程、説明、質疑、討論、採決     意見書案第1号 川西赤十字病院の充実と存続を求める意見書の提出について日程第9 総合交通対策特別委員会議会活性化特別委員会及び広報広聴特別委員会委員長報告日程第10 追加議案上程、説明、質疑、討論、採決      議案第47号 佐久市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について日程第11 閉会宣告◯本日の会議に付した事件  議事日程に同じ◯出席議員(24名)     1番  塩川浩志         2番  清水秀三郎     3番  大塚雄一         4番  高柳博行     5番  土屋俊重         6番  小林歳春     7番  神津 正         8番  土屋啓子     9番  柳澤眞生        10番  吉川友子    11番  井出浩司        12番  三石義文    13番  柳澤 潔        14番  関本 功    15番  吉岡 徹        16番  内藤祐子    17番  小林松子        18番  中條壽一    19番  江本信彦        20番  市川 将    21番  和嶋美和子       22番  高橋良衛    23番  小林貴幸        24番  市川稔宣◯欠席議員(なし)◯説明のため出席した者  市長      柳田清二     副市長     花里英一  総務部長    佐藤照明     企画部長    畠山啓二  市民健康部長  小林秀治     環境部長    山崎 強  福祉部長    大塚秀徳     経済部長    上原賢一  建設部長    柳沢文弘     臼田支所長   長田英典  浅科支所長   野村秀俊     望月支所長   荻原万樹  会計管理者   平島郁勇     教育長     楜澤晴樹  学校教育部長  小泉 茂     社会教育部長  三浦一浩  病院事業管理者 村島隆太郎    浅間病院事務長 市川昇二  選挙管理委員長 篠原壽人     代表監査委員  篠原捷四  農業委員会長  市川 覚     総務課長    土屋 孝  秘書課長    木内孝昭◯事務局職員出席者  議会事務局長  小林 聖     議会事務局次長 竹花元也  総務係長    清水正城     議事調査係長  大島ゆみ子  書記      大淵 瞳     書記      樋田雅浩 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(神津正) おはようございます。 現在までの出席議員は24名でありますので、定足数を超えております。 よって、直ちに本日の会議に入ります。--------------------------------------- △報告事項 ○議長(神津正) 市長から追加議案が提出されております。事件案1件、予算案1件、人事案1件の計3件であります。また、社会委員会から1件の意見書案が提出されております。さらに、和嶋美和子議員から議案1件が提出されております。これらの取扱いにつきましては、本日開催されました議会運営委員会においてご協議願ってありますので、その結果について委員長より報告を願うことにいたします。 14番、関本議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(関本功) 改めまして、皆さん、おはようございます。議会運営委員長の関本功です。 委員長報告を申し上げます。 市長から追加議案が提出されております。事件案1件、予算案1件、人事案1件の計3件であります。また、社会委員会から1件の意見書案が提出されております。さらに、和嶋美和子議員から議案1件が提出されております。これらの取扱いにつきまして、追加議案につきましては、本日上程し、事件案1件、予算案1件につきましては、議案説明、議案質疑の上、委員会付託とすることとし、人事案1件につきましては、議案説明、議案質疑の後、討論、採決を行うことと協議してありますので、ご承知願います。 また、意見書案1件につきましては、付託陳情採決終了後、上程、説明、議案質疑の上、討論、採決を願うことと協議してありますので、ご承知願います。 さらに、和嶋美和子議員から提出された議案1件につきましては、特別委員会委員長報告終了後、上程、説明、質疑の上、討論、採決を願うことと協議してありますので、ご承知願います。 以上、結果についてご報告いたしました。 ○議長(神津正) 本日の議事は議事日程第6号をもって進めます。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員指名 ○議長(神津正) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第89条の規定により、議長において   3番  大塚雄一議員   4番  高柳博行議員 の2名を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 陳情の取下げ、採決 ○議長(神津正) 日程第2、陳情の取下げについてを議題といたします。 令和3年陳情第1号について、陳情者より陳情内容の再検討のため、陳情を取り下げたい旨の申出がありました。お手元にお配りした一覧のとおりであります。 お諮りいたします。 令和3年陳情第1号について、取下げを許可することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、令和3年陳情第1号については、取下げを許可することに決しました。--------------------------------------- △日程第3 追加議案上程、総括説明 ○議長(神津正) 日程第3、市長から提出されました議案第44号から議案第46号までを一括上程いたします。 議案の件名につきましては、お手元にご配付いたしました議事日程に記載してあるとおりであります。 はじめに、市長から追加議案に対する提案理由の総括説明を求めます。 柳田市長。 ◎市長(柳田清二) 皆様、おはようございます。 本日、令和3年佐久市議会第1回定例会に追加提案いたしました議案は、事件案1件、予算案1件、人事案1件の合わせて3件です。 はじめに、事件案ですが、令和2年度臼田総合運動公園規模改修整備事業発生土改良工事請負契約の変更につきましては、議会の議決をお願いするものであります。 次に、予算案について申し上げます。 令和2年度一般会計補正予算(第17号)は、繰越明許費補正1件であります。これは、野沢会館整備に係る既存施設解体経費について、翌年度への繰越承認をお願いするものであります。 次に、人事案でありますが、任期満了に伴います監査委員の選任について、議会の同意をお願いするものです。 以上、詳細につきましては、お手元の議案説明書をご覧いただくほか、所管部長から説明をいたしますので、よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(神津正) 次に、議案第44号の説明を求めます。 三浦社会教育部長。 ◎社会教育部長(三浦一浩) おはようございます。 議案第44号 令和2年度臼田総合運動公園規模改修整備事業発生土改良工事請負契約の変更についてご説明申し上げます。 追加議案書2ページ及び追加議案説明書6ページ、7ページをご覧ください。 本案の臼田総合運動公園規模改修整備事業発生土改良工事につきましては、昨年10月の第3回臨時会で議決をいただきました当該請負契約の変更について、議会の議決をお願いするものであります。 本工事は、佐久臼田インター工業団地の区画別に搬入した発生土について、改良着手前に順次土質調査を行い、その結果を基に固化材を添加し、改良を実施してきたところであります。現在、改良作業の約9割の工程を終えたところでございますが、最終区画の土質調査を実施したところ、土質が極めて軟弱であることが判明したことから、工法の見直しや固化材の追加等を行うため、議決をいただきました契約金額2億6744万8500円を、1555万9500円増額いたしまして、2億8300万8000円にし、また、工期の終わりを本年3月30日から5月31日に2か月延長しようとするものであります。 以上でございますが、よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(神津正) 次に、議案第45号及び議案第46号の説明を求めます。 佐藤総務部長。 ◎総務部長(佐藤照明) 予算案1件、人事案1件につきましてご説明いたします。 はじめに、議案第45号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第17号)でございますが、別冊の一般会計補正予算書(第17号)の2ページをご覧ください。 第1表、繰越明許費補正の追加1件は、野沢会館整備に係る既存施設解体工事において、地中障害物が発見されたことに伴い、その撤去作業に期間を要しますことから、必要額について翌年度への明許繰越をさせていただくものです。 次に、議案第46号 監査委員の選任につきましてご説明いたします。 追加議案書は4ページ、追加議案説明書は8ページになります。 本案は、本年3月31日をもって任期満了となります篠原捷四氏の後任といたしまして、神谷宗利氏を選任することについて、議会の同意を求めるものであります。 なお、識見を有する者から選任される監査委員の任期は4年であります。 以上でございますが、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
    ○議長(神津正) これをもって、追加議案に対する説明は終結いたしました。--------------------------------------- △日程第4 議案質疑、討論、採決 ○議長(神津正) 日程第4、これより議案の質疑に入ります。 議案第44号 令和2年度臼田総合運動公園規模改修整備事業発生土改良工事請負契約の変更についてから議案第46号 監査委員の選任についてまでの質疑を行います。 これらの議案については、質疑の通告はありませんが、質疑はございますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって議案第44号から議案第46号までの質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第46号については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第46号については、委員会の付託を省略することに決しました。 お諮りいたします。 議案第46号については、討論を省略し、ここで採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認め、討論を省略し、ここで採決いたします。 議案第46号 監査委員の選任についてを採決いたします。 本案は原案どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第46号は原案どおり同意されました。 これをもって議案質疑は終結いたしました。--------------------------------------- △日程第5 議案委員会付託 ○議長(神津正) 日程第5、議案の委員会付託を行います。 付託委員会につきましては、議会運営委員会でご協議願ってありますので、議案付託表ナンバー3のとおり付託したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案付託表ナンバー3のとおり、所管常任委員会に付託することに決しました。 ここで、ただいま付託いたしました議案審査のため、暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時13分 △再開 午前11時40分 ○議長(神津正) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程第6 付託議案委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(神津正) 日程第6、ただいまから、付託議案に係る委員長報告に入ります。 付託議案に対する審査報告書が提出されております。 最初に、総務文教委員長の報告を求めます。 11番、井出総務文教委員長。 ◆総務文教委員長(井出浩司) 総務文教委員長の井出浩司であります。 付託議案について、総務文教委員長報告を行います。 去る3月5日及び本日の本会議において、当委員会に付託され、3月10日から12日及び本日の委員会で審査いたしました議案は、条例案6件、事件案3件の計9件でありました。 お手元にご配付されております委員会審査報告書にもありますように、審査をいたしました結果、議案第2号、議案第3号、議案第4号、議案第10号、議案第11号、議案第12号、議案第16号、議案第41号、議案第44号について、いずれも全会一致による原案可決と決しました。 次に、付託議案に関する委員より出されました意見や要望でありますが、議案第2号 佐久市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定に関連して、委員より、押印廃止ということはよく分かるが、これまでの署名押印というものを、署名のみにするということだが、記名押印では駄目なのか質疑したところ、所管課より、今回改正予定の宣誓書については、公務員として宣誓するものであり、本人が署名するということになっているとの答弁がありました。 次に、議案第3号 佐久市公平委員会の委員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定に関連して、委員より、今回、宣誓書の押印の廃止について、二つの条例ということだが、規則や要綱等で定められているものはないのか。また、規則等がある場合は、こちらに準じて改正するのかと確認したところ、所管課より、宣誓書については、これ以外はありませんとの答弁がありました。 次に、議案第10号 佐久市奨学資金に関する条例の一部を改正する条例の制定に関連して、委員より、今回の改正は、佐久市に住所があり、規定に指定する保育士養成施設に通学していれば対象になるのか。また、奨学金の償還の免除の基準等を確認したところ、所管課より、住所が佐久市であれば、市外の保育士養成施設であっても奨学金の貸与に該当になり、償還の免除については、卒業後、奨学金の貸与期間に対して2倍の期間、佐久市内の保育施設等で勤務した場合は全額免除になるとの答弁がありました。これに対し委員からは、市の税金を使って保育士を養成するということは大変重要なことであり、卒業後はできるだけ市内に貢献していただけるように工夫をしてほしいとの要望が出されました。 ほかに、委員より、保育園などにおける人材不足は、市の保育園においても会計年度任用職員が多いため、賃金の安さということも大きな原因だと思う。保育士の資格を持っていても他の職業に就いてしまうなど、潜在的保育士についてなど検証していく必要があるのではないかと意見が出されました。 次に、議案第11号 佐久市社会教育委員条例の一部を改正する条例の制定に関連して、委員より、今回の改正により、社会教育委員が2名増えるということだが、増員したことによってどのように反映されるのか確認をしたところ、所管課より、現在、社会教育委員に不足している文科系、芸術系の部分について定数を増やすことにより、幅広い知見をいただけるようにしたいと考えているとの答弁があり、これに対し、委員から、幅広く意見をいただくことにより、より実践できるようにしていただきたいと要望が出されました。 次に、議案第41号 佐久広域連合規約の変更に関連して、委員より、今回、佐久広域食肉流通センターが廃止されるということだが、このことによって市民や畜産農家が不利益になることはないかと確認したところ、所管課より、今まで食肉流通センターへ持ち込まれていた皆さんが、今後、長野県内では、松本市や中野市又は県外へ持込みをしなければならなくなりますので、運搬費が今まで以上にかかってしまいます。ただ、その経費については、佐久広域連合において一定の支援をしていきたいと伺っていますと答弁がありました。これに対し、委員から、今回の食肉流通センターの閉鎖は非常に残念であり、もう少し粘り強く話合いができなかったのか。また、畜産農家や酪農家は、新聞報道により初めて今回の閉鎖のことを聞き、あまりにも突然で乱暴な話ではないかとの声も聞いている。今後、畜産農家や酪農家の皆さんをどのように支援していくのか、市としても農業振興ということで、何らかの支援を検討いただきたいとの要望が出されました。 議案第44号 令和2年度臼田総合運動公園規模改修整備事業発生土改良工事請負契約の変更に関連して、委員より、臼田総合運動公園規模改修整備事業に伴う発生土の改良工事については、工期が2か月延長されるということだが、佐久臼田インター工業団地を購入する予定の企業に影響はあるのかを確認したところ、所管課より、今後の予定としましては、令和3年8月末までに造成工事の諸手続を完了させ、その後、令和3年第3回定例会に向けて売買契約を進めていく予定であり、購入予定の企業に対しては影響はありませんとの答弁がありました。 ほかに、定例会ごとに報告をお願いしてあります佐久ケーブルテレビの状況について、加入者数については、今年度末の目標は達成できる見込みとの報告を受けました。 なお、審査に当たっては、所管部局に対して各委員から活発な意見や質疑が出される中、慎重に審査を行いました。 以上で総務文教委員長報告を申し上げました。 ○議長(神津正) 総務文教委員長から報告がありました9件を一括議題として、これより質疑に入ります。 順次、発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 はじめに、議案第2号 佐久市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第2号については、討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第2号は、総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第3号 佐久市公平委員会の委員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第3号については、討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第3号は、総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第4号 佐久市防災行政同報無線通信施設条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第4号については、討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第4号は、総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第10号 佐久市奨学基金に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第10号については、討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第10号は、総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第11号 佐久市社会教育委員条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第11号については、討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第11号は、総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第12号 佐久市体育施設条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第12号については、討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第12号は、総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第16号 令和2年度佐久市東会館改築(本体)工事請負契約の変更についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第16号については、討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第16号は、総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第41号 佐久広域連合規約の変更についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第41号については、討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第41号は、総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第44号 令和2年度臼田総合運動公園規模改修整備事業発生土改良工事請負契約の変更についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第44号については、討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第44号は、総務文教委員長報告どおり可決されました。 ここで、午後1時まで休憩いたします。 △休憩 午前11時53分 △再開 午後1時00分 ○議長(神津正) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、経済建設委員長の報告を求めます。 13番、柳澤経済建設委員長。 ◆経済建設委員長(柳澤潔) 経済建設委員長の柳澤潔です。 付託議案について、委員長報告を行います。 本定例会において、3月5日に当委員会に付託され、3月10日、11日及び12日に審査いたしました議案は、条例案1件及び事件案3件の計4件でありました。 当委員会において慎重審査の結果、お手元に配付されております委員会審査報告書にあるとおり、議案第5号について中、所管事項、議案第13号から議案第15号までは、全て全会一致により原案可決と決しました。 次に、審査の経過や意見等について申し上げます。 議案第5号 佐久市積立基金条例の一部を改正する条例の制定について中、所管事項については、佐久市中山間ふるさと・水と土保全基金を廃止するための条例改正であり、経過として、この基金は中山間地域等における集落協同活動の充実を図るため、研修や研究等に充てるもので、その運用利子を多面的機能支払交付金事業に充当させてきたが、近年の低金利により運用益は年間2,000円から3,000円程度であること、また、充当先の多面的機能支払交付金事業に取り組んでいる団体から、基金の使途に沿った研修などのソフト事業よりも、施設の維持管理に係るハード面の要望が多くなってきたなどの現状を踏まえ、当初の目的を達成したため、廃止することを確認しました。 次に、議案第14号 市道の路線認定について、議案第15号 市道の路線変更については、それぞれ現地調査を行った上で審査を行いました。 議案第14号は、一般県道塩名田佐久線、上原猿久保線の市への管理移管や、宅地分譲のための開発等に伴う7路線の新規認定、議案第15号は、一般県道塩名田佐久線の中佐都バイパス整備に伴い、終点が変更となるもの等の理由による3路線の変更であることを確認しました。 このほか、議案第13号 佐久市・軽井沢町清掃施設組合規約の変更については、特に質疑がございませんでしたが、内容の確認を通して慎重な審査が行われました。 以上、付託議案についての委員長報告を申し上げました。 ○議長(神津正) 経済建設委員長から報告がありました4件を一括議題として、これより質疑に入ります。 順次、発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 なお、議案第5号については、社会委員長報告終了後、採決いたしますのでご承知願います。 はじめに、議案第13号 佐久市・軽井沢町清掃施設組合規約の変更についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第13号については、討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第13号は、経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第14号 市道の路線認定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第14号については、討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第14号は、経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第15号 市道の路線変更についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第15号については、討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第15号は、経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、社会委員長の報告を求めます。 16番、内藤社会委員長。 ◆社会委員長(内藤祐子) 社会委員長の内藤祐子です。 社会委員長報告を申し上げます。 本定例会において、3月5日に当委員会に付託され、10日から12日までの委員会で審査しました議案は、条例案6件でした。 当委員会において審査した結果、お手元に配付されております委員会審査報告書にありますとおり、議案第5号から議案第9号まで及び議案第40号については、全て全会一致により原案可決と決しました。 審査の状況及び委員からの意見については、議案第9号 佐久市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、今回の改正が介護サービス提供における虐待の防止やハラスメント対策等に関する内容であることに関連し、質疑の中で、基準が守られているかなどの現行のチェック体制について確認した上で、委員からは、利用者さんが安心してサービスを受けられるよう、虐待やハラスメント等がないようにしっかりとチェックしていただきたいとの意見が出されました。 議案第7号 佐久市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例の制定について、福祉医療費給付金は、これまで自立支援医療の精神通院医療のみを対象にしていたが、この制限をなくし、全ての療養の給付を対象とする改正であるとの説明を受け、質疑の中で、これにより身体、知的、精神の3障害について、全て同等の取扱いとなることを確認しました。 以上のほかにも、議案の審査に当たっては、委員から活発に質疑が行われる中で、審査が行われました。 また、浅間病院からの近況報告では、昨年末に発生した新型コロナウイルスの集団感染について、発生要因を分析し、徹底した感染予防対策を図るとともに、ワクチン供給については未定であるが、基本型接種施設として準備をしている旨の報告がありました。 以上、付託議案等についての委員長報告を申し上げました。 ○議長(神津正) 社会委員長から報告がありました6件を一括議題として、これより質疑に入ります。 順次、発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 はじめに、議案第6号 佐久市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第6号については、討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第6号は、社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第7号 佐久市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第7号については、討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第7号は、社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第8号 佐久市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第8号については、討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第8号は、社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第9号 佐久市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第9号については、討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第9号は、社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第40号 佐久市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第40号については、討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第40号は、社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第5号 佐久市積立基金条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第5号については、討論を省略し、経済建設委員長及び社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第5号は、経済建設委員長及び社会委員長報告どおり可決されました。 次に、予算委員長の報告を求めます。 なお、佐久市議会予算委員会運営要領第9条第2項の規定に基づき、委員長報告に対する質疑は省略いたします。 23番、小林予算委員長。 ◆予算委員長(小林貴幸) 予算委員長の小林貴幸であります。 開会日に即決した議案1件を除き、去る3月5日及び本日の本会議において、当委員会に付託された議案は、一般会計及び特別会計の予算案、合わせて25件であります。 まず、5日に予算常任委員会を開催し、付託議案24件を当委員会に設置されております総務文教分科会、経済建設分科会、社会分科会の三つの各分科会に審査を委任しました。その後、三つの各分科会において、10日から12日までの3日間にわたり、詳細な審査を行ったところであります。その上で、再び16日に委員会を開催し、それぞれの分科会長からの審査報告を受け、各分科会長報告に対する質疑を行い、その後、付託された各予算案の討論、採決を行いました。 また、本日の本会議にて、当委員会に付託されました予算案1件についても委員会を開き、審査を委任した総務文教分科会による審査を行った後、再び委員会を開催し、総務文教分科会長からの審査報告、そして、分科会長の報告に対する質疑を経て、討論と採決を行ったところであります。 審査結果につきましては、お手元にご配付されております委員会審査報告書にもありますとおり、議案第18号から議案第39号、議案第42号、議案第43号及び議案第45号の計25の予算案については、全て全会一致による原案可決と決しました。 また、議案第29号 令和3年度佐久市一般会計予算の1議案につきましては、討論において、原案に反対の立場から、小林松子委員より発言がありました。原案に反対する立場の意見としては、部落解放運動団体補助金について、他の任意団体への補助金と比較して突出しており、不平等感を否めない。また、平尾山公園の管理委託料は、他の公園と比較して突出した金額であり、不平等感を否めないので反対であるという趣旨の意見でありました。 以上のような反対意見が出されたことから、挙手による採決の結果、賛成多数により原案可決と決しました。 それでは、分科会審査の中で、各分科員より出された主な質疑や意見等についてご報告申し上げます。 ちなみに、以下申し上げます内容は、委員会で、各分科会長より、それぞれの分科会においての審査報告があったものを、そのままご報告させていただくものでありますので、あらかじめよろしくお願い申し上げます。 はじめに、議案第18号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第15号)について、まず、総務部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 総務一般事務費の公共施設事業補助金のうち、各区の公会場に防災のためケーブルテレビを導入する区に対する補助制度に関して、分科員より、今年度の区からの加入申込み状況について確認したところ、説明員からは、現在、30区から加入申込みに対する補助申請が上がっているとの答弁があり、これに対して、分科員からは、情報政策課とも連携していただき、地区によってはケーブルテレビ加入に対して消極的な区もあるようなので、利用料金についてもよく説明していただきながら、加入推進を図ってほしいとの意見が出されました。 このほか、総務一般事務費に関連して、分科員より、各区長へ貸与しているスマートフォンの利用状況について確認したところ、説明員からは、地区の連絡用、緊急時にはオクレンジャーを利用し連絡することができ、即時性もあり、非常に便利であるとのお話を伺っているとの答弁があり、これに対して、分科員からは、今回貸与されたスマートフォンに連絡しても、連絡がなかなか取れなかったり、2台持つのは大変だとの話も一部区長の皆さんから聞いている。まだ1年目なので、引き続き少しでも利便性が高まるように検証しながら、有効に活用していただきたいとの意見が出されました。 次に、浅科支所複合施設整備事業費に関連して、分科員からは、前回の委員会でもお願いしたが、新庁舎から旧庁舎解体後の駐車場への安全対策について、事故等が懸念されるので、関係部署と協議をし、進めていってほしいとの意見が出されました。 次に、環境部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 環境衛生管理費のうち、特定外来生物啓発指導等委託料について、全市的な調査に係る委託料であり、今回の調査により505地点で生育が確認されたこと、また、駆除については、市民の皆様へお願いという形で呼び掛けを行っているということを質疑の中で確認した上で、分科員より、ただ駆除を呼び掛けるのではなく、特定外来生物が増えるとどのような影響があるのか、駆除する必要性についてもしっかりと広報するべきである。中には、ただきれいだからという理由で植えている人もいるかもしれない。もっと根本的な啓発、また、市民コンセンサスを得られる取り組みをお願いしたいとの意見が出されました。 次に、福祉部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 母子等福祉事業費の高等技能訓練促進費等の利用実績が見込みより少なく、減額補正となっているということについて、分科員からは、母子家庭だけでなく、父子家庭も対象となることを知らない人が多いのではないかと思うので、丁寧な周知をお願いしたいという意見が出されました。 次に、経済部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 農林水産施設災害復旧費について、担当分科会による現地調査において、令和元年東日本台風により堤防が決壊した滑津川の改良復旧の状況、また、石神区の農地復旧状況の確認を行い、復旧工事の計画期間は令和3年度までとなっているが、作業員不足や資材不足により、一部繰越しにもなっている状況も踏まえた上で、分科員から、台風被害を受けた農家の皆さんは、一日も早い復旧を願っている。計画どおり進むよう努めていただきたいとの意見が出されました。 次に、建設部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 都市計画費の市街地再開発事業等補助金については、岩村田地区において、今後どのような再開発を行うかを検討する基本計画作成のための補助であるということを確認した上で、分科員より、補助を出すに当たり、市としての成果の見込みを考えているかとの質疑があり、それに対し、説明員からは、市とすれば補助を出す側であるので、当然実現性のある計画をお願いしているところである。また、採算性があるかなど確認していきたいとの答弁がありました。これを受け、分科員からは、市内でシャッター通りと言われる状態となっている商店街もあり、さらに、コロナ禍で経済が低迷している中で、きちんとした整備計画で岩村田地区を是非活性化してもらいたい。市としても、計画策定の補助を出す立場である以上、ただ補助を出すのではなく、事業の見極めをしっかりとお願いしたいとの意見が出されました。 次に、社会教育部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 天体観測施設費に関連して、分科員より、天体観測施設と臼田総合運動公園宿泊棟との連携した運営をしていただきたいとの要望が出されたのに対し、説明員からは、スタードームは年間を通じて星を見ていただく施設ではあるが、昼間は観光、夜は星空の観測など、一つのパッケージとして実現できるように考えていきたいとの答弁がありました。 次に、文化財調査事業費について、分科員から、重機・プレハブ等借上料が大幅に減額されているが、その理由について説明を求めたところ、説明員からは、試掘の結果に基づき本調査にならなかった箇所があったため、大幅な減額になったとの答弁があり、これに対して、分科員からは、事前にしっかり調査をしていただき、事業者が予定している造成などの開発が遅れてしまうことがないようにしてほしいとの意見が出されました。 次に、議案第23号 令和2年度佐久市奨学資金特別会計補正予算(第1号)について、奨学金償還金滞納繰越分に関連して、滞納整理の体制等を確認した上で、分科員より、あくまで貸付け等借りたものはきちんと返していただけるように、督促状については内容証明で送付したり、保証人に対しての督促、場合によっては給料の差押えなども視野に入れて、しっかり対応してほしいとの意見が出されました。 次に、議案第28号 令和2年度佐久市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、令和元年東日本台風により被災した下水道施設の災害復旧に関して、下水道管理センターの主ポンプ入替え作業並びに塩名田水管橋添架工事については、目標としていた今年度末に全て完了する見込みであるということを確認した上で、分科員からは、目標どおり復旧が進み、市民の皆さんも安堵していると思う。節水をお願いしていたと思うが、これで復旧工事が完了となるため、市民の皆さんに対しても周知をお願いしたいとの意見が出され、これに対し、説明員からは、昨年9月中旬には水質が改善したため、10月に関係する地域の市民に対して、全戸回覧で節水解除のお知らせとともに、お礼を既に行ったが、復旧したことについては、今後、市民の皆様への周知に努めたいとの答弁がありました。 次に、議案第29号 令和3年度佐久市一般会計予算について、はじめに、総務部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 まず、歳入の市税に関連して、分科員からは、市町村合併による交付税の特例措置も終わり、また、新型コロナウイルス感染症の影響などで経済状況も厳しい中、税収が更に厳しくなってくると思う。自主財源の確保がますます重要になってくるので、全庁横断的に取り組んでいただきたいとの意見が出されました。 次に、秘書事務費の19市副市長・総務部長会議に関連して、分科員からは、19市副市長・総務部長会議が令和3年度は佐久市で開催予定ということだが、このように他市町村から大勢の皆さんにお越しいただけるような会議等が開催される際は、参加者へ事前に佐久市のパンフレットなどを送付し、多くの皆さんに佐久市内で消費していただけるようにPRしてほしいとの要望が出されました。 次に、災害派遣職員の給与等に関連して、分科員より、災害派遣職員の業務内容や今後の予定について確認したところ、説明員より、令和元年東日本台風による農地関係の被災箇所が多く、復旧が遅れている。令和3年度においても技術職の職員2名を予定しているとの答弁があり、これに対して、分科員からは、災害が発生して3年経過することになるが、令和3年度に完了するということで理解してよいのかと更に確認したところ、説明員からは、令和3年度の完了を目指して事業を進めていきたい。一日も早く復旧工事を完了させていきたいが、もし完了しなければ派遣要請することもあり得るとの答弁があり、これに対して、さらに分科員からは、災害が発生してから3年も経過し、復旧工事が完了していないというのは考えられない。職員を増員してでも早期に完了することを考え、進めていってほしいとの意見が出されました。 次に、防犯事業費の防犯灯工事費に関連して、分科員から、防犯灯のLED化により電気料も10分の1程度になるので、区に対して積極的に取り組んでいただけるようにPR等してほしいとの要望が出されました。 次に、防災行政無線管理費に関連して、分科員から、フリーダイヤルの利用状況や男性、女性の声の使い分けについて、また、男性の声のほうが放送内容を聞きやすいとの声を多く聞いているが、それに関して要望などはないか確認したところ、説明員より、テレホンサービスは昨年6月の運用開始以来、2,500回程度の利用があり、放送内容によってお知らせは女性、緊急を要するものは男性と使い分けており、特に要望や問合せなどは来ていないとの答弁がありました。 次に、車両管理費の備品購入費に関連して、分科員から、公用車両の購入について、令和3年度はガソリン車を購入予定のようだが、2050カーボンゼロに向けて、電気自動車などの購入を検討するべきではないかとの意見が出され、それに対し、説明員からは、電気自動車については、時期を見て順次購入を進めていきたいとの答弁があり、これに対し、分科員からは、ゼロカーボンに向けて計画的に進めていってほしいとの意見が出されました。 次に、市議・市長選挙費、参議院議員補欠選挙費に関連して、分科員からは、期日前投票の重なる日が2日間もあるので、混乱が生じないよう対応してほしいとの要望が出されました。 次に、非常備消防費の特別警戒等出動手当に関連して、分科員より、現在、国のほうで消防団員の出動手当を引き上げるように議論されているようだが、市としてはどのような状況であるか確認したところ、説明員からは、国のほうで検討はされており、検討会での方針が示されたところである。今後、市としても検討していくところではあるが、財源等も含めて総合的に判断していきたいとの答弁があり、これに対して、分科員からは、財源も厳しい中、市長会や町村会等を通して国に働きかけをしたり、声を上げて出動手当については一律1,000円ではなく、めり張りをつけてほしいとの意見も出されました。 次に、消防施設整備事業費の工事請負費に関連して、分科員からは、市営武道館と中央区の集会所を解体して訓練棟を建てるということだが、隣接の総合体育館などで各種競技の大会が開催される場合は、臨時的に駐車場として使用できるようにも検討してほしいとの要望が出されました。 次に、防災対策事業費の国民保護協議会委員報酬に関連して、分科員より、国民保護協議会の内容や委員構成等を確認したところ、説明員から、国民保護協議会は、ミサイル攻撃やテロなどの事案が発生した場合に、委員を招集し行うものであり、市長以下19名で構成されているとの答弁があり、これに対して、分科員からは、とても重要な協議会ということは理解できたが、招集訓練なども実施してもよいのではないかとの意見が出されました。 このほか、職員や特別職に対する作業服、防災服の貸与の状況等を確認した上で、分科員からは、作業服については、佐久市被服貸与規程で定められており、防災服については要綱で定められているということだが、議会では、防災服についても佐久市議会議員防災服貸与規程できちんと定められているので、市も防災服の取扱い等について検討するべきではないかとの意見が出されました。 次に、企画部・会計局関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 広報広聴事業費のホームページ保守料に関連して、分科員から、市の公式ホームページの検索などが分かりづらい。さらに、英語版になると、余計外国人の方は分かりづらいと思うので、ホームページの掲載内容や掲載方法なども研究してほしいとの意見が出されました。 次に、広報広聴事業費の委託料に関連して、分科員からは、ユーチューブに特化した中身の作り方や、市民に役立つ内容に充実させ、積極的に広報をしてほしいとの要望が出されました。また、市政情報FMラジオ移住交流促進事業委託料について、分科員からは、年2回の放送ということだが、570万円と高額なので、効果的に進めてほしいとの要望が出されました。 次に、広報広聴事業費の情報配信システム使用料に関連して、分科員から、さくステの内容について説明を求めたところ、説明員からは、さくステは、防災行政無線の放送内容を携帯電話で音声により聞くことができ、さらに、防災マップ、雨量情報、ごみの分別、区におけるお知らせや回覧にも使用することができるコミュニケーションシステムであるとの説明があり、これに対して分科員からは、利用していく中で、課題なども出てくるとは思うが、その都度市民の皆さんにとって使い勝手が良いものになるようにしていただきたいとの要望が出されました。 次に、企画調整費のふるさと納税に関連して、分科員から、東京佐久会など佐久市出身の在京者等への周知について確認したところ、説明員からは、東京イブニングなどでチラシの配布や広報を行っているとの答弁があり、これに対して、分科員からは、佐久市の出身やゆかりのある大企業の経営者など、経済人の方へピンポイントでアピールしてみてはいかがかとの意見が出されました。 このほか、分科員からは、ふるさと納税は多くの方に佐久市を知っていただくチャンスでもあるので、積極的に広報してほしいとの要望も出されました。 次に、開発調整費の中込地区まちづくり構想策定有識者会議委員謝礼に関連して、分科員からは、中込地区は公共施設や病院などが集約されているが、なかなか活性化されない状況もあるので、話合いだけで終わるのではなく、有効な会議として進めていってほしいとの要望が出されました。 次に、行政改革推進事業費の公共施設等総合管理計画改定業務委託料に関連して、分科員からは、地域によっては利用頻度が低くても必要な施設があり、一律に削減ではなく、地域との話合いもしながら進めていってほしいとの要望が出されました。 次に、契約事務費の電子入札システム運用委託料に関連して、分科員より、このシステムだけではなく、市全体の話になるが、デジタル化が進んでいる中、導入したことにより人件費が減少すればよいが、逆に増加しているような状況もあり、これらのシステムについては、使用料を下げられるように交渉等を行い、経費が下がるように努力してほしいとの要望が出されました。 このほか、佐久ケーブルテレビについて、分科員からは、会社の戦略でインターネットや光電話にも力を入れているようだが、市の広報のためにケーブルテレビへ放送委託をしているので、テレビの加入者が増える努力もしていただきたいとの意見が出されました。また、各区の公会場などは、避難所や地域のコミュニティの場所でもあるので、自主チャンネル放送だけが視聴できるようなプランも作ってもらえれば、加入者が増えるのではないかとの意見も出されました。 次に、市民健康部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 人権同和対策事業費について、分科員からの、第4次佐久市部落差別撤廃と人権擁護に関する総合計画の策定のために、市民意識調査や実態調査を実施する中で、現時点で見えてきた差別に関する傾向や課題などがあるかという質疑に対し、説明員からは、コロナに関する人権問題に関心がある人が多く、人権侵害を受けたことがある人の割合は減少傾向だが、ここ5年間で人権侵害の状況はあまり変わっていないと感じている人が多いことから、今後も対策が必要と考えているとの答弁がありました。これに対し、分科員からは、減少傾向とはいえ、いまだに4人に一人は人権侵害を受けたことがあると答えており、まだそんなにあるのかというのが率直な思いである。繰り返し啓発を続けていく必要があると思うし、コロナ禍の状況もあるので、今後も引き続き対策をお願いしたいという意見が出されました。 また、コウノトリ支援事業費について、質疑の中で、医療機関に協力いただき周知を図っているということを確認した上で、分科員からは、申請も多く、妊娠に結びついて効果も上がっていると思うので、今後も強力に推進していただきたいという意見が出されました。さらに、関連する質疑の中で、制度の特徴として所得や年齢の制限がなく、申請は同一年度内に一度までというほかは、回数の制限はなく、医療機関の指定もないことから、他市町村の制度に比べ利用しやすい制度になっているということも確認しました。 次に、環境部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 衛生費の塵芥処理費のうち、生ごみ処理機等購入費補助金については、令和2年度と同額の180万円を計上しているということを確認した上で、分科員より、今年度は年度途中で予算が終了してしまったと聞いている。同額では足りないのではないかとの意見が出され、これに対して、説明員からは、令和元年度までは予算が余る状態であったが、今年度は家電量販店にポスターを掲示するなど啓発活動にも力を入れたところ、12月時点で予算上限に達した。予算終了後において問合せのあった方については、令和3年度の当初予算において対応する予定であるとの答弁がありました。これを受け、分科員より、ごみの減量化については、今年度行った気候非常事態宣言により、目標としている将来のゼロカーボンに向けての取り組みの一つでもあり、経済建設委員会の主要課題の一つとして、ユーチューブ佐久市議会チャンネルにおいてもごみの減量化の呼び掛けを行うなど、積極的に推進を図ってきた。生ごみ処理機の処理金はただの支出ではなく、生ごみが減ることにより、ごみ処理にかかるコストも減るので、そういったことも総合的に考えてもらいたいとの意見が出され、最終的には、令和3年度においては申請状況に注視しながら、年度途中であっても増額補正を考えるなど柔軟に対応し、ごみの減量化に向けて更なる取り組みを積極的に推進してもらいたいとの要望が、経済建設分科会の総意として出されたところであります。 次に、福祉部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 障害者福祉事業費について、聴覚障がい者の方がスマートフォンを用いて、福祉課にいる手話通訳者等に遠隔地からリアルタイムで相談をするためのタブレット端末購入費用に関しての質疑の中で、相談については、予約や事前申請が不要であること、また、市役所の関係業務に限らず、あらゆる困り事の相談に対応していくということを確認しました。 次に、野沢児童館・子育て支援施設整備事業費については、説明員から、野沢児童館を県民佐久運動広場へ移転・改築するに当たり、サングリモ中込のつどいの広場と子育てなんでも相談室の機能も併せて移転し、子育て支援の拠点複合施設として整備していくという説明を受け、質疑の中で、野沢地区だけではなく、市全体の拠点であるということを確認した上で、分科員からは、出産から子育てまでの切れ目のない支援を行っていただきたい。また、全市的な拠点施設として大事に進めていただきたいという意見が出されました。これに対し、説明員からは、産後ケアについても対応できるよう準備を進めており、必要な施設等の検討に当たって、健康づくり推進課とも既に連携を取っている。また、全体のサービスにつながる部分については、しっかりと周知してやっていきたいという答弁がありました。 次に、経済部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 観光費のうち、バルーンフェスティバル開催委託料については、分科員より、無観客での開催となるが、例えば各地域においてバルーンを飛行させるなど知恵を絞り、成功に向けて力を入れてもらいたいとの意見が出されました。これを受けて、説明員より、市内の観光ルートやテイクアウトのお店を紹介するなど、無観客であっても英知を結集し最高のパフォーマンスを発揮できるよう努めてまいりたいとの答弁がありました。 次に、建設部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 道路新設改良事業費について、主に区要望に関わる道水路改良に要する経費であるということを確認した上で、分科員より、前年度予算からの増減について質疑があり、説明員からは、災害対応として道路新設改良等における防災・減災対策を進める等の理由から、一般分の区要望に対応する額としては、例年の2分の1程度と減っているが、緊急自然災害防止対策事業として、区要望の中から数多く拾って対応しているとの答弁がありました。これを受け、分科員からは、災害対応ももちろん大切だが、市民の身近な要望である区要望について、少しでも多く実施できるようお願いしたいとの意見が出されました。 次に、学校教育部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 まず、小学校教育振興事業費の備品購入費に関連して、分科員からは、毎年要望しているが、消耗品や備品購入、また、保護者が負担している美術教材などについても、市内業者優先を徹底してほしいとの要望が出されました。 次に、小学校教育振興事業費の音楽会鑑賞負担金に関連して、分科員からは、小中学校の規模を問わず、同一料金で鑑賞することができるようだが、保護者負担分について、質の高い音楽に触れる機会ということで、文化振興基金の趣旨と同一とも考えられるので、文化振興基金の活用も検討してほしいとの要望が出されました。 このほか、小学校教育振興事業費の校外教育活動新幹線利用負担金について、分科員からは、昨年も要望したが、この補助金は6年生の修学旅行での新幹線利用に対する負担金ということであるが、青沼小学校では、児童数の関係により、社会科見学で長野市へ行く際、バスを借り上げることができない。このように、小規模な学校では、新幹線を利用して社会科見学を実施している場合もあるので、補助金等を検討してほしいとの要望が出されました。 次に、小学校遠距離通学対策事業費のスクールバス委託料に関連して、対象となる学校の内訳等を確認した上で、分科員からは、新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら、バスの増便なども検討してほしい。コロナ禍における市民の皆さんの命、健康を守ることは当然であり、子どもたちは佐久市の宝でもあるので、健康を守る経費として必要と考えるので、適宜補正予算等で対応してほしいとの要望が出されました。 また、佐久市は、佐久平駅周辺の中心部だけが人口が増え、他の地域からは不満の声も上がっているようだが、望月小学校については、このスクールバスに対して年間約4400万円の経費を支出する予定ということであり、市は学校格差や地域格差もなく均等に対応しているので、今後も続けていただきたいとの要望が出されました。 このほか、佐久平浅間小学校は、最後の増築ということで、これ以上は過大規模校になってしまうので、通学区の見直しなどを含め、今のうちからしっかり対応してほしいとの意見が出されました。 次に、社会教育部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 まず、青少年育成事業費のジュニアリーダー研修事業費に関連して、この事業の内容を確認した上で、分科員からは、学校の大小、規模にかかわらず、平均的に参加できるように取り組んでほしいとの要望が出されました。 次に、ふるさと創生事業費に関連して、説明員より、例年7月、8月に行っているエストニア、モンゴルへの佐久市の子どもたちの海外研修については、新年度はコロナ禍により中止とし、秋には両国から子どもたちを迎えられるかどうか、今後の状況を見ながら検討することにしているとの説明があり、これに対して、分科員からは、コロナ禍により様々な制約がある中でも、今まで続いていた交流が途絶えないように、SNSやリモートによる交流などを進めてほしいとの要望が出されました。 次に、青少年育成事業費に関連して、分科員からは、少年センター育成推進員や少年センター補導委員、青少年健全育成審議会委員など、活動内容なども分かりづらいため、やり方もよく見えない。分かりやすくなるように工夫してほしいとの要望が出されました。 次に、文化振興基金積立金に関連して、分科員からは、コスモホールも8月から使用が可能となるので、コロナ禍ではあるが、歌舞伎や落語など市民の皆さんからの要望の高いものなど積極的に開催してほしいとの要望が出されました。 次に、文化財費に関連して、分科員からは、歴史的価値がある古文書などを保管するための中性紙については、至急対応してほしいとの要望が出されました。 このほか、分科員からは、世間遺産(地域遺産)の認定制度について、以前、検討するとの答弁があったが、全く進んでいない。今回のNHK大河ドラマの渋沢栄一の件もあるが、きちんと取り組んでいればもっと効果が見込まれたはずである。いずれにしても、広報などにより募集するなど、至急対応してほしいとの意見が出されました。 次に、文化財保護事業費の文化財維持管理委託料及び文化財保護事業補助金に関連して、委託先や補助金の交付先を確認した上で、分科員からは、岩村田ヒカリゴケの関係では、浅間地区から周辺整備の要望が出されており、地元の区とボランティア団体がこのヒカリゴケと地元小学校をリンクさせ、さらには観光にもつなげたいなどと考えていただいている。機運が高まっているこのタイミングで文化財事務所にも協力していただきたいとの要望が出されました。 次に、図書館管理運営事業費に関連して、分科員から、現在行っている新型コロナウイルス感染症による図書館の利用制限などについて確認したところ、説明員より、春休みから通常の開館ができないか検討しているとの答弁があり、これに対し、分科員からは、注意喚起をしながら、是非早めに通常の状況に戻してほしいとの要望が出されました。 最後に、美術館管理運営事業費に関連して、分科員から、企画展等は新年度はどのように検討しているのか確認したところ、説明員より、2名の学芸員を中心に企画し、コロナ禍でもあり、コロナの状況も加味しながら、できるだけ大勢の皆さんに来館していただけるように計画しているとの答弁があり、これに対し、分科員からは、近代美術館にはすばらしい収蔵品があるので、市内外の大勢の皆さんに来館していただけるように計画を進めてほしいとの要望が出されました。 次に、議案第30号 令和3年度佐久市国民健康保険特別会計予算について、特定健康診査等事業費に関連して、新しい試みとしてAIを活用したはがきによる受診勧奨を行うための業務委託料であるとの説明を受け、質疑の中で、被保険者の過去5年間の受診状況をAIが分析し、それぞれの特性に合わせた受診勧奨を行い、受診率向上を図るものであるということ、また、全国で500自治体が既にこのシステムを導入しており、特定健診の受診率が平均で3ないし5%上がっているということを確認した上で、分科員からは、この受診勧奨を取り入れた場合の効果として、実際にどのくらい受診が増えると見込んでいるのかという質疑に対して、説明員からは、本市の特定健診受診率は、令和元年度において41%で、県下77市町村中72位という結果になっており、導入により5%上昇したとすると、47%くらいになる見込みである。そこを一つの見込みにしているが、更なる受診率向上を目指していくとの答弁がありました。 次に、議案第31号 令和3年度佐久市介護保険特別会計予算について、介護予防把握事業費の地域薬剤師活動事業委託料に関して、質疑の中で、薬剤師会の協力を得て、薬の飲み残しが多い高齢者のお宅へ薬剤師が訪問し、聞き取りをしてかかりつけ薬局へつないだり、丁寧な指導を行う事業であり、新年度は2名から3名体制に増員して、更に力を入れていく方針であるということを確認しました。 次に、議案第32号 令和3年度佐久市障害者支援施設臼田学園特別会計予算について、分科員からの、基金の繰入れが毎年行われており、この状態が続くと数年後には立ち行かなくなるということが目に見えているが、今後のことをどう考えているのかという質疑に対し、説明員からは、今年度はサウンディングを行って民間団体の意見を聞くなど、検討を続けてきており、様々な選択肢の中でどういう方法がベストなのか、来年度には具体的な方向性を出したいという答弁がありました。 次に、議案第35号 令和3年度佐久市奨学資金特別会計予算について、分科員から、大勢の方が利用できるように、返済期間の延長など、返済しやすい方法なども検討していただきたいとの要望が出されました。 次に、議案第38号 令和3年度佐久市国保浅間総合病院事業特別会計予算について、コロナ禍による減収が、令和3年度においても引き続き影響を及ぼすということを想定した予算編成であるとの説明を受け、質疑の中で、一時的には資金不足には一時借入金で対応すること、また、昨年4月に診療を開始した循環器内科、8月から再開した脳神経外科の更なる診療の充実や、健康診断の件数の回復など、増収に向けての方策について確認した上で、分科員からは、ワクチン接種により市内の空気感が変われば、来院する方も増えると思うので、安心して受診してもらえるような情報発信を引き続き心掛けていただきたいとの意見が出されました。 また、6月から産婦人科の医師1名が新しく入職予定であることに関連し、質疑の中で、現在は常勤医4名で分娩等を受け入れている状況であるが、今後更に体制を整えることによって、不妊治療を担うコウノトリ外来にもより積極的に取り組んでいく予定であるということを確認しました。 さらに、一時借入金の限度額の設定に関連し、一時借入れを行った場合には、通常の予算執行であるため、議会側への報告はなされないということを確認した上で、分科員からは、企業が一時借入れをするというのはかなり危機的な状況であると言えるので、どういう理由で借り入れて、どのように返済していくのか、予算を認めた側の責任として経営状況を把握しておく必要があると思うが、報告についてどう考えるのかとの質疑が出され、これに対し、説明員からは、制度的に報告の義務はないが、厳しい状況下にもあるので、一時借入れが行われた場合には、委員会などで報告させていただく方向で考えているとの答弁がありました。これに対し、分科員からは、一時借入れが行われた場合、どうやってマイナスを埋めていくのか真剣に考えなければならない。問題意識の共有として、報告についても前向きに検討願いたいとの意見が出されました。 次に、議案第42号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第16号)について、まず、経済部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 観光費のうち、さく割電子クーポン配布事業委託料については、スマートフォンによる簡単な登録により、飲食業を含む小売業で使える最大3割のクーポンがもらえる事業に係る委託料であり、一店舗の助成上限額を設定していることや、使用方法などを確認した上で、分科員より、地域のお金は地域で回すという発想で、一店舗当たりの上限額を設定することにより、利用が人気店に偏らない配慮をしていただき、とてもよい取り組みであると思う。また、使い方については、慣れれば難しいものではないと思うが、スマートフォンなどの操作に慣れていない高齢者の方々に対しても、分かりやすく丁寧な周知をお願いしたいとの意見が出されました。これを受けて、説明員からは、今後デジタル化が避けて通れない中で、もう一つの側面としては、こういったことから市民を巻き込み、デジタル化に慣れていってもらいたいという考えがある。デジタル弱者に対しては丁寧にアプローチをしていきたいとの答弁がありました。これに対し、分科員からは、事業者においてもデジタルに苦手意識のある方は導入を避けてしまうところもあるかもしれないため、使用者だけでなく取扱店舗に対しても説明は丁寧に行っていただきたいとの意見が出されました。 次に、学校教育部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 小学校管理費、小学校施設費及び中学校施設費に関連して、分科員からは、新型コロナウイルス感染症の対策として、消耗品や備品を購入する予定とのことだが、学校とも連携していただき、市内業者を優先して購入してほしいとの要望が出されました。 次に、議案第45号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第17号)について、社会教育部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 繰越明許費補正野沢会館整備事業費に関連して、分科員から、当初の予定より野沢会館の解体工事について不測の事態が生じたということだが、野沢会館整備事業全体の工期に影響はあるのか確認したところ、説明員からは、野沢会館整備事業の全体の工期については、これまでの予定どおり進めていく予定である。また、今回、予定されていた解体工事については、昨日現在で既に処理が終わっており、書類整備などが残っているだけであるとの答弁があり、これに対して、分科員からは、今回の野沢会館の工事などに限らず、市で行っている工事については、住民説明会等が行われているはずであるので、今後、整備計画については、必要が生じた場合は丁寧に住民への説明をしてほしいとの意見が出されました。 このほか、議案第19号を始め、予算案14件についても、質疑応答を積極的に重ね、担当の各分科会において慎重審議、また慎重審査が行われたとのことであります。 以上、ただいまご報告申し上げました質疑や意見は、6日間にわたる予算委員会及び3つの各分科会の審議過程において出された意見等の一部でありまして、各委員、また各分科員からは、このほかにも様々な意見や提言、要望等が出され、活発な議論がなされたものと総括することができます。 以上、付託議案についての委員長報告を申し上げました。 ○議長(神津正) これより採決に入ります。 はじめに、議案第18号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第15号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第18号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第18号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第19号 令和2年度佐久市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第19号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第19号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第20号 令和2年度佐久市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第20号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第20号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第21号 令和2年度佐久市障害者支援施設臼田学園特別会計補正予算(第3号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第21号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第21号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第22号 令和2年度佐久市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第22号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第22号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第23号 令和2年度佐久市奨学資金特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第23号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第23号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第24号 令和2年度佐久市環境エネルギー事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第24号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第24号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第25号 令和2年度佐久市工業用地取得造成事業特別会計補正予算(第3号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第25号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第25号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第26号 令和2年度佐久市茂田井財産区特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第26号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第26号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第27号 令和2年度佐久市国保浅間総合病院事業特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第27号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第27号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第28号 令和2年度佐久市下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第28号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第28号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第29号 令和3年度佐久市一般会計予算についてを採決いたします。 本議案については、討論の通告がありますので発言を許します。 まず、予算委員長報告に対して反対者の発言を許します。 9番、柳澤議員。 ◆9番(柳澤眞生) 議席番号9番、日本共産党の柳澤眞生です。 議案第29号 令和3年度佐久市一般会計予算について、反対の立場から討論に参加いたします。 反対の予算箇所は、まず、第3款民生費のうち、人権同和対策費部落解放運動団体補助金780万円と、8款土木費のうち、公園費、公園管理委託料2億3500万円のうち、約47%を占める1億969万4444円の平尾山公園管理委託料についてであります。 これらについて、反対するなら削除の修正案を出すべきとの指摘もあることは十分承知をしております。しかし、例えば部落解放同盟補助金を全てなくすという主張ではありません。今の社会の中で、差別問題が解消しているとはもちろん思ってはいません。コロナ禍にあって、不幸にして罹患してしまった方や、医療従事者への差別事象は、今、大きな問題であります。くしくも東京オリンピック・パラリンピックをめぐり、日本の女性差別の状況が世界に発信され、森会長の辞任に至りました。そして、日本のジェンダーギャップ指数、男女格差を図る指標、これが153か国中121位であることも驚きをもって確認をされました。部落差別、コロナ差別、女性差別、人種差別、そして障がい者差別などなど、あらゆる差別をなくし、真に平等な社会を目指すべきことは、誰もが一致する課題であると考えます。 予算の中で、任意団体への補助金について見れば、老人クラブ活動費補助金は、52のクラブへ205万4000円。これは、登録人数で違いますが、クラブ平均で見ますと約3万9000円であります。男女共生ネットワーク負担金、11団体23万円。手をつなぐ育成会補助金9万円、身体障害者福祉協会運営費補助金30万円、これは昨年より1万5000円も削減されております。差別解消に関わる諸団体補助金と比較して、あまりにも突出していると言わざるを得ません。 解放同盟の決算書によれば、収入の85%以上が市の補助金であり、支出の約30%、240万円が諸会議や集会への参加費です。事務費、事務機リース代などで約250万円、さらに加盟団体負担金で約20万円などの内容です。他団体の会計報告内容とはあまりにかけ離れております。ゼロ円にすべきとは言いません。他団体と公平な補助金水準に引き下げるか、あるいは他団体を解放同盟並みに引き上げないと、不平等感は拭えません。 次に、平尾山公園管理費についてであります。 平尾山公園は、佐久市の交流人口創出の大きな役割を担う観光拠点施設と位置付けされ、地形的に非常に傾斜地が多い複雑な形状で、面積も広く、管理経費も大きくなるとされています。また、指定管理を採用している他の公園と面積当たりの単価で決して突出しているとは言えないとのことですが、駒場公園、これは5392万2000円ですが、ここと比較してみてください。駒場公園はねば塾に管理委託され、毎日詰所に出勤して、全ての面を毎日丁寧に掃除している様子は、市民がよく見ています。運営も形態もそれぞれの公園の特徴があり、単純比較はできません。 もちろん予算全てを否定するものではありません。様々な新型コロナ感染症対策や医療的ケア児童受入れのための小学校への看護師配置など、評価すべき新たな内容も多々盛り込まれております。しかし、就学援助給食費の10割支給、生活困窮者への福祉灯油やエアコン設置援助、店舗等へのバリアフリー化補助金などなど、本当に困っている市民に寄り添うきめ細かい支援策は、なかなか実現されず、施策転換の姿勢が見えません。 一昨年の台風19号災害、そして、コロナ感染問題が続く中で、市民の命と暮らしと営業は危機的な状況に追い込まれてきています。今こそ十分に積み立てられた財政調整基金を大胆に使い、本当に困っている市民に寄り添う佐久市独自の支援を強めるべきと考えます。 昨年、9月18日付けで、市長が部、課などの長宛てに出した令和3年度予算編成方針においては、今後、厳しい財政状況であることを指摘した上で、時代のニーズを的確に捉えた対応、根本的な事務事業の見直しの必要性に言及しています。その中で、予算の効率的な活用の項目で、時代に即した補助金などの見直しもうたっております。この中の言葉を引用するならば、既存事業ありきではなく、聖域を設けず、制度の根幹にまで踏み込んだ抜本的な見直しをとされ、これこそなされなければなりません。市の施策が本当に市民のためになっているのか、チェック機能を果たすのが議会、議員の使命と考えます。 以上の理由により、議案第29号に反対するものであります。皆さんのご賛同をお願いいたしまして、討論を終わります。 ○議長(神津正) 次に、予算委員長報告に対し賛成者の発言を許します。 12番、三石議員。 ◆12番(三石義文) 12番、三石義文であります。 議案第29号 令和3年度佐久市一般会計予算、3款民生費中の人権同和対策事業費、部落解放運動団体補助金について及び8款土木費中の公園管理事業費、公園管理委託料につきまして、委員長報告に賛成の立場から討論をいたします。 はじめに、部落開放運動団体補助金につきましては、部落差別を始めとする子ども、障がい者、高齢者、女性に対する人権侵害、外国人に対する問題など、あらゆる人権問題を解消し、平和で差別のない明るい佐久市を実現することは、私たち佐久市議会はもとより市民全ての願いであります。特に部落差別の解消は、日本国憲法によって保障された基本的人権に関わる国民的課題であり、平成28年12月16日、部落差別の解消の推進に関する法律が施行されたところにあります。この法律では、部落差別は許されないものであることが宣言され、その解消のために、国や地方公共団体は、相談体制の充実や教育及び啓発に取り組むこととされています。 しかしながら、今もなお身元や土地の差別調査、インターネット上での差別情報の氾濫など、部落差別が現存することを強く認識させられるところです。将来にわたって部落差別を残すことがないように、私たちはその解消に向けた先人の歩みを引き継ぎ、後戻りさせることなく一歩ずつ前へ進めていかなければなりません。 このような状況において、部落解放運動団体は、地区住民の自立を支援し、部落差別を始めとするあらゆる差別の撤廃に向けた活動に積極的に取り組んでいる団体であり、国民的課題であります部落差別解消へ向けた取り組みを継続して推進していくために、部落解放運動団体への活動補助金の交付は必要であると認め、原案に賛成するものであります。 次に、公園管理委託料につきましては、公園管理委託料のうち、平尾山公園分が高過ぎるとのことでありますが、平尾山公園は都市公園に位置付けられており、その立地から、毎年、市内外から多くの皆様が訪れる佐久市の重要な通年型の観光拠点施設となっております。また、公園内には、温水利用型健康運動施設であるみはらしの湯が営業しており、市内の観光拠点施設としての重要性が高まっています。 市当局の説明によれば、平尾山公園の面積は26.6ヘクタールと、佐久市における都市公園の全体面積の約3割を占めているとのことであります。平尾山公園の指定管理料につきましては、佐久市の交流人口創出の大きな役割を担う観光拠点施設としての位置付けや、あるいは広大な面積の維持管理、地形的に非常に傾斜地が多い複雑な形状などを考慮した上で算定されたものであると聞き及んでおります。 また、指定管理を採用している駒場公園の面積割による1平方メートル当たりの委託料の単価537円や、市民交流広場の単価549円と比較いたしましても、平尾山公園の1平方メートル当たりの委託料の単価である412円は、決して突出した単価でないことを、市当局の説明からも理解できるところであります。 これらを鑑みましても、佐久市の観光拠点である平尾山公園の品質の確保及び様々な施設の維持管理運営などの経費として、当該予算の委託料は妥当なものであると考えられます。 今回、もしこの公園管理委託料を認めないということであれば、公園の適切な維持管理が行えなくなることにより、施設や設備の荒廃、観光施設としての魅力の低下にもつながることが想定され、公園利用者や観光客の減少など、佐久市の観光関連産業などに及ぼす影響は計り知れません。市としても、現場確認やモニタリングなど、機会があるごとに指導監督に努められており、適正な維持管理が行われているものと考えます。 なお、ちなみに、この当初予算に反対するのであれば、反対討論で指摘する二つの当該予算箇所を削除した修正案を提案すべきものと考えます。 以上のことから、原案可決とする予算委員長報告に賛成の立場からの討論といたします。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(神津正) 以上で討論を終結し、議案第29号を採決いたします。 予算委員長報告は原案可決であります。 議案第29号については、予算委員長報告どおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(神津正) 起立多数であります。 よって、議案第29号は予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第30号 令和3年度佐久市国民健康保険特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第30号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第30号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第31号 令和3年度佐久市介護保険特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第31号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第31号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第32号 令和3年度佐久市障害者支援施設臼田学園特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第32号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第32号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第33号 令和3年度佐久市後期高齢者医療特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第33号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第33号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第34号 令和3年度佐久市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第34号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第34号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第35号 令和3年度佐久市奨学資金特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第35号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第35号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第36号 令和3年度佐久市環境エネルギー事業特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第36号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第36号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第37号 令和3年度佐久市茂田井財産区特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第37号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第37号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第38号 令和3年度佐久市国保浅間総合病院事業特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第38号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第38号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第39号 令和3年度佐久市下水道事業特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第39号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第39号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第42号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第16号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第42号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第42号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第43号 令和3年度佐久市一般会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第43号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第43号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第45号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第17号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第45号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第45号は、予算委員長報告どおり可決されました。 以上で、各常任委員会の付託議案は終了いたしました。--------------------------------------- △日程第7 付託陳情委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(神津正) 日程第7、付託陳情の委員長報告を行います。 付託審査願った陳情の審査報告書が提出されております。 はじめに、経済建設委員長の報告を求めます。 13番、柳澤経済建設委員長。 ◆経済建設委員長(柳澤潔) 経済建設委員長の柳澤潔です。 付託陳情について、委員長報告を行います。 本定例会において、当委員会に付託され、審査された陳情は、新規陳情1件でありました。 審査結果は、お手元にご配付されている陳情審査報告書のとおり決しましたが、審査経過につきましてご報告申し上げます。 令和3年陳情第3号 長者原太陽光発電施設設置に関する陳情については、陳情者から陳情の趣旨説明を直接お聞きし、審査に入りました。 審査の過程において、各委員から出された主な意見について報告します。 太陽光発電施設設備設置により、災害が発生するのではないかと不安になる気持ちは分かるが、漠然とした不安であり、客観的根拠に乏しい。また、大規模な太陽光発電施設設置に当たっては、太陽光発電に関するガイドライン及び佐久市太陽光発電設備の設置等に関する要綱に従って設置事業者と話し合うことが先であり、それを避け、一方的に懸念していることだけを挙げている。設置事業者に対する不信感や建設反対の意思を個々に伝えただけでは、話は進まない。ガイドラインや要綱の遵守を事業者に求めるより前に、まず地元の人たちがガイドラインや要綱に従って話合いの場を受け入れるべきである。 よって、不採択との意見。 高原野菜の産地に大規模ソーラーパネルが計画されることに対して、地域の方々が不安に思う気持ちはとてもよく分かる。しかし、設置事業者がガイドラインや要綱を遵守することは当然であり、現段階でこのまま設置工事が進むならば、市としても要綱違反として指導という形となる。まずは設置事業者と話合いの場に着くべきで、それがクリアされていない段階で、この陳情は受け入れ難い。 よって、不採択との意見。 ガイドラインや要綱に沿った話合いを経ても、事業者が地元の思いを無視して工事を進めようとしている。だから、議会としても何とか働きかけてほしいという状況ならば分かるが、現時点において、まだ話合いが行われていない。 よって、不採択との意見。 県の林地開発の許可申請に当たり、市としてはガイドラインや要綱に沿った事業の実施や地元説明会を開き、協定書を締結することを意見書として事業者と県宛てに提出している。また、随時必要な場面において地元の声を伝えたり、ガイドラインや要綱を遵守するよう伝えたりと、市は事業者に対して既に指導等を行っている。 よって、不採択との意見。 と、不採択との意見が多い中、地域の方々の建設反対という強い思いがあり、その思いを受け止め、一歩でも先に進めるため、市には更なる努力を求めたい。そのため、採択との意見も出されました。 以上のように、採択、不採択とそれぞれ意見がありましたことから、採択について挙手採決を行った結果、挙手少数により不採択と決しました。 以上、付託陳情審査についての委員長報告を申し上げました。 ○議長(神津正) これより、令和3年陳情第3号の質疑を行います。 本件については、質疑の通告はありませんが、質疑はございますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって、令和3年陳情第3号の質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 令和3年陳情第3号 長者原太陽光発電施設設置に関する陳情を採決いたします。 本陳情については、討論の通告がありますので、発言を許します。 まず、経済建設委員長報告に対して反対者の発言を許します。 17番、小林議員。 ◆17番(小林松子) 17番、日本共産党の小林松子です。 陳情第3号 長者原太陽光発電施設設置に関する陳情について、陳情に賛成し、不採択とした経済建設委員長報告に反対の立場で討論に参加します。 本陳情は、地元中石堂区長外2名の連名で提出されたものです。これまでも長者原からは、何度も陳情が提出され、メガソーラーをこの地域に設置しないでほしいという強い思いが示されてきました。 戦後の開拓で入植された皆さんの土地であること、今やブランドとなった長者原の高原野菜への苦労の結実の熱い思いが表明されてきました。そんな地域への山林へのメガソーラー建設計画には、これまでも区の総意として反対の意思表示をしてきました。 これまで業者の説明会を拒否してきたのは、地元説明会の実施や協定書の締結が建設のための条件であり、それらに応じることは計画を受け入れることが前提となることへの警戒からであったはずです。この間、業者は、突然新たな図面を提示したり、業者側から協定書案が提示されたりと、丁寧に地元に理解を求めているとは思えず、歩み寄れるとか、信頼関係を築くなどと言える状況ではなかったようです。 にもかかわらず、業者は、県に林地開発許可申請を行い、県がその許可を下したという情報は、まさに寝耳に水であり、地元の皆さんの驚愕は察するに余りあるものです。景観が阻害されることはもとより、異常気象の今、一昨年の台風19号のような災害が今後いつ起こるか分かりません。山の斜面を伐採し、ソーラーパネルを敷き詰めることが、どんな影響を及ぼすかも、これまで大丈夫だからということでは不安は払拭できないでしょう。 陳情の趣旨説明において、区長さんは、おおむね次のように言われました。 この予定地にされている山は、馬の背のような形の幅の狭い傾斜地で、周りは全て農地と住宅です。以前にも木を伐採した斜面から土砂流出があったが、台風19号のときや、また、昨年の大雨のときには、山の東側の野菜畑や西側の畑にも土砂流入の被害が起きました。佐久市も無秩序なソーラー設置にブレーキをかけるために、ガイドライン、要綱を策定し、状況を反映しながら内容も改訂してきました。地元の思いとは裏腹に手続が進んでしまうことは、納得ができません。これは、長者原に限った課題ではありません。 今回の陳情は、住民の不安が払拭され、安心して今後もブランド野菜の産地として発展を続けていくことができるようにするため、市のガイドライン、要綱の遵守を、市が業者に強く求めるよう、議会として市に求めることという内容です。 地元の皆さんとしても、わらにもすがる思いで本議会に求められることとして検討された内容です。市も、当然これまでも、ガイドライン、要綱に沿った指導をしていることは十分承知しています。それを更に重ねて実施してほしいという内容であり、議会として不採択とする理由がありません。地元区民の総意を陳情という形で議会に理解を求めてきたのです。その市民の思いに寄り添うことこそ、私たち議員の姿勢ではないでしょうか。 以上、長者原太陽光発電施設設置に関する陳情を不採択とした経済建設委員長報告への反対討論とします。 とりわけ私は、地元望月の議員として、皆さんの賛同を心から呼び掛けます。 ○議長(神津正) 次に、経済建設委員長報告に対して賛成者の発言を許します。 3番、大塚議員。 ◆3番(大塚雄一) 3番議員、大塚雄一です。 令和3年陳情第3号 長者原太陽光発電施設設置に関する陳情について、不採択という委員長報告に賛成の立場から討論させていただきます。 まず、佐久市においては、市内の土地に自立して設置する太陽光発電設備に対して、事業の適切な実施を求めるとともに、地元の住民との合意形成を十分に図り、防災や生活環境、自然環境に配慮した事業の実施に努めていただくため、佐久市太陽光発電設備の設置等に関するガイドライン及び佐久市太陽光発電設備の設置等に関する要綱が策定されております。 ガイドラインについては、売電を目的とした発電設備全てが対象となり、要綱については、太陽電池モジュールの合計出力が50キロワット以上の発電事業に適用されます。 今回計画されている長者原太陽光発電施設設置事業においては、発電容量が1,800キロワットとなっており、当然要綱が適用されます。 要綱第8条において、説明会、その他の機会において、地域住民の意見を聞き、当該行政区と発電設備の設置、運用、管理及び撤去に関する協定を締結しなければならないと規定しており、地域住民の意思を無視した進め方はできないとされております。 さて、本陳情についてですが、太陽光発電設備設置により、地域の景観が失われるのではないか、災害が発生するのではないかと不安になる気持ちは理解できます。しかし、なぜ県が林地開発事務取扱要領で定めた事業者による地元住民説明会の開催を、陳情者の皆さんは一貫して拒否してきたのでしょうか。この説明会こそが、こうした懸念や疑念を事業者に問いただし、それに対する具体的な処置方針を説明させ、その是非について協議する中で、相互の信頼関係を醸成し、結論を導き出していく場ではないでしょうか。説明会の実施自体が、設置に結び付くという主張は理解に苦しみます。 その一方で、本陳情は、太陽光発電設備設置等に関する当市のガイドライン及び設置要綱の遵守を業者に改めて強く求めていくと申しておりますが、言うまでもなく、当市のガイドライン、要綱は、その主要な内容の一つである事業者への義務として、地元住民への説明会を開催すること、その結果として、当該行政区と協定書の締結をすることを求めています。言ってみれば、陳情者の皆さん、これまで拒否してきた説明会を、今度は一転して開いてほしいと言っていることになります。これでは自家撞着であります。 話合いを経ても、地元住民の声を無視して事業者が工事を着工したということならば分かります。ガイドラインや要綱の遵守を事業者に求めるより前に、まずは地元の人たちがガイドラインや要綱に従って話合いの場を受け入れるべきであります。 また、反対理由として挙げられている自然災害発生の懸念についても、ガイドライン及び要綱に適切な措置を講じるよう規定されております。 さらに、陳情審査における質疑応答の中においても、説明員より2度にわたり、今後においても必要に応じてガイドライン、要綱を遵守するよう、事業者に対して指導していきますとの答弁があり、願意については、実質的に市へ伝わっていますとともに、市はこれまでも必要な場面において、ガイドラインや要綱を遵守するよう既に事業者に対して指導を行っております。 最後に、この陳情を出されている地元の住民の、自然豊かな地域を大切にしたいという気持ちは十分分かります。私も望月出身で、長者原のよさは十分理解しております。また、ブランド野菜の生産地で、キャベツ、白菜なんか、一味全然違います。今後も長者原の野菜をアピールしていきたいと思っております。 本陳情を不採択とすることは、長者原地区の大型太陽光施設建設を積極的に推進するという意味ではありません。まずはガイドライン及び要綱に基づき、地元住民と事業者で十分に話合いをしていただきたいということであります。 以上の理由により、本陳情については、不採択という委員長報告に賛成するものであります。議員各位の賛同、よろしくお願いいたします。 ○議長(神津正) 次に、経済建設委員長報告に対して反対者の発言を許します。 1番、塩川議員。 ◆1番(塩川浩志) 議席番号1番、塩川浩志です。 陳情第3号 長者原太陽光発電施設設置に関する陳情について、不採択とした委員長報告に反対し、陳情の内容に賛成する立場から討論させていただきます。 まず、確認しておかなければならないのは、陳情者が求めているのは、安全な施設の建設ではなくて、施設建設の中止であるということです。今回は、地元の大多数の住民が、建設に反対する署名をしています。いわゆる迷惑施設と言われるような公共施設のように、迷惑ではあるかもしれないけれども、市民全体にとっては必要で、市内のどこかに必ず建設しなければいけないと、そういう施設とは、太陽光発電施設は根本的に違います。あくまで住宅や工場の屋根に設置する自家消費の形がベースであって、住民が望まない土地に、地域の住民にとってメリットのない施設をどうしても建設しなければならない必要性はないということであります。 議会として、佐久市民を守る立場に立つのであれば、現地の住民が全く望んでいない施設を、なぜその場所にあえて造らなければならないのか。その根本的なところの住民合意、つまり、建設してもいいという住民合意がないままに手続がどんどん進められていく。そういうことに対しての、生活者として当然の疑問、不安を、その住民の代表としての議員がきちんと受け止めることからスタートするべきだと考えます。 さて、客観的な事実として、現時点では、佐久市が要綱で義務づけている住民説明会や協定書の締結は行われていません。それは、その住民側が開催を拒否しているというのが大きな理由ですが、それは、先ほどの討論でもありましたように、その住民が事業者に不信感を抱くようになった経緯があってのことであると、陳情者は説明しています。こうした、いわゆるボタンの掛け違いを正すのはもとより、事業者の側の責任において行われるべきことでありますし、そもそも施設を建設するか否かという根本的な合意がない状況で、そこを飛ばして、どんな施設ならいいのか、どんな条件なら認められるのかという話合いに応じるというのは、住民にとって受け入れ難いというのが陳情者の思いであります。 そういった事実関係を踏まえれば、陳情書の住民の不安が払拭されるという言葉の意味は、最終的に施設の建設が中止になるということでありますし、ガイドライン、要綱の遵守を市が業者に強く求めることという言葉は、説明会や協定書の締結を望んでいるのではもちろんなくて、現に説明会や協定書が結ばれていない今の状況が続く限りは、強引に着工することがないよう強く指導を続けてほしいという意味にほかなりません。 委員会審査においても、市は、現時点で着工すれば要綱違反になると何度も断言していますし、これまでも要綱の遵守を再三求めてきたと説明しています。であれば、陳情の採択基準とされている実現の可能性を現に満たしているものであり、何ら困難なこと、不可能なことを求めているわけではありません。自己矛盾を起こしているという指摘は、陳情者の真意とちょっとずれた解釈をした結果だと言わざるを得ません。 経済活動の自由は社会の大前提です。同時に、それは、その土地で暮らす方々の生活環境や思いを守った上でという、別の社会的な大前提を踏まえた上で営まれるべきものであります。 以上のことから、住民の代表である議会として、住民の思いを後押しするためにも、本陳情は採択すべきものと考えます。議員の皆様の賛同をお願いいたしまして、私の反対討論とさせていただきます。 ○議長(神津正) 以上で討論を終結し、令和3年陳情第3号を採決いたします。 経済建設委員長報告は不採択であります。 令和3年陳情第3号について、経済建設委員長報告どおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(神津正) 起立多数であります。 よって、令和3年陳情第3号は、経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、社会委員長の報告を求めます。 16番、内藤社会委員長。 ◆社会委員長(内藤祐子) 社会委員長報告を行います。 本定例会における陳情審査は、5日の本会議において当委員会に付託された新規陳情1件について審査しました。 審査結果は、お手元に配付されております陳情審査報告書のとおり決しましたが、審査経過について報告いたします。 令和3年陳情第2号 川西赤十字病院の充実と存続を求める陳情については、審査において、令和元年に出された同趣旨での陳情においても、川西赤十字病院の必要性は共通認識として持っており、役割の重要性は今後も増していくと考えるため、反対する理由がない。川西地区のほかの議会にも同趣旨の陳情が出されており、足並みをそろえてやっていく意味でも、内容には賛成であるといった意見が出た一方で、本陳情では、日本赤十字社の本社及び日赤の長野県支部長へ意見書を提出するということを求めているが、地方自治法第99条による意見書については、国会及び関係行政庁へ提出できるものとされており、提出先として適さないのでは。長野県知事宛てに意見書を出すことはできると思うが、二つの項目のうち、二つ目の改築の検討と支援を求める内容については、現状として、本議会からも川西保健衛生施設組合議会へ選出された議員が出席しているが、川西日赤の改築については情報は入っておらず、また、改築の検討については、県知事に求められる内容ではないとの意見も出されました。 考え方を整理する中で、川西赤十字病院の重要性は認識しており、今まで以上に支援を続けていくべきである。本社に支援を求めていくことについては、時間をかけて議論する必要がある。項目の1について、長野県知事宛てに意見書を出す、一部採択をすべきという意見が出され、全委員がその意見に賛同し、全会一致で一部採択と決しました。 以上、付託陳情審査について、社会委員長報告を申し上げました。 ○議長(神津正) 令和3年陳情第2号を議題として、これより質疑に入ります。 順次、発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 令和3年陳情第2号 川西赤十字病院の充実と存続を求める陳情を採決いたします。 お諮りいたします。 令和3年陳情第2号については、討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、令和3年陳情第2号は、社会委員長報告どおり可決されました。 以上で、付託審査願った陳情は終了いたしました。--------------------------------------- △日程第8 意見書案上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(神津正) 日程第8、意見書案の審議に入ります。 はじめに、意見書案第1号 川西赤十字病院の充実と存続を求める意見書についてを議題といたします。 意見書案第1号については、お手元にご配付したとおりであります。 提出者から提案理由の説明を求めます。 16番、内藤社会委員長。 ◆社会委員長(内藤祐子) 社会委員長の内藤祐子です。 意見書案第1号 川西赤十字病院の充実と存続を求める意見書につきましては、社会委員会の総意により提案するものです。 それでは、お手元に配付されております案文を朗読することにより、提案理由の説明に代えさせていただきます。 川西赤十字病院の充実と存続を求める意見書(案) 新型コロナウイルス感染拡大で、暮らしも医療も地域経済も厳しい状況になっています。特に医療体制のひっ迫は、何よりも大切な命と健康に大きく関わる重大な問題です。 また、一昨年の9月、厚生労働省は唐突に、全国1,455の公立・公的病院の約30%に当たる病院を、再編・統合の検討対象として実名で公表し、佐久地域では「佐久総合病院小海分院・佐久穂町立千曲病院・川西赤十字病院」の3病院が対象として公表されました。 川西赤十字病院は川西地域(望月・浅科・立科町・北御牧)で、唯一の入院施設のある病院です。特に、望月地区では、高齢化率が39.63%と、高齢者世帯やひとり暮らしが急増する中で、外来診療・定期通院など、身近な病院が存続することは、切実な願いです。 併せて、若い世代にとっても、子どもの怪我や病気の緊急時に身近に病院があることは、子育てのためにも大きな役割を果たしています。 さらに、佐久医療センターからの高度急性期治療後の回復期・慢性期の患者の受入れについては、佐久総合病院の次に多く川西赤十字病院が受け入れており、佐久地域が全国に誇る「地域完結型医療体制」においても、重要な役割を果たしています。 川西赤十字病院は川西地域において、少子高齢化が進行する中で、地域住民の命と健康にとって必要不可欠な病院であります。 県におかれましては、下記事項について、特段の充実支援を行われますよう、強く要請します。                   記 1 川西地域で唯一の入院施設がある川西赤十字病院の医療体制の充実支援を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 提出先、長野県知事 以上です。 ○議長(神津正) これより質疑に入ります。 順次、発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、ここで採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、討論を省略し、採決いたします。 意見書案第1号は、原案どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第1号は、原案どおり可決されました。 ただいま可決されました意見書の取扱いにつきましては、議長に一任願います。 ここで、暫時休憩といたします。 △休憩 午後3時03分
    △再開 午後3時15分 ○議長(神津正) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程第9 総合交通対策特別委員会議会活性化特別委員会及び広報広聴特別委員会委員長報告 ○議長(神津正) 日程第9、ここで、総合交通対策特別委員長、議会活性化特別委員長及び広報広聴特別委員長報告を求めます。 まず、総合交通対策特別委員長の報告を求めます。 5番、土屋総合交通対策特別委員長。 ◆総合交通対策特別委員長(土屋俊重) 総合交通対策特別委員長の土屋俊重であります。 総合交通対策特別委員長報告を行います。 総合交通対策特別委員会は、高速交通網等の整備促進並びに市内公共交通の利便性向上を目的として、平成29年5月17日に設置され、委員会活動を行ってまいりました。 それでは、総合交通対策特別委員会の令和元年5月から本年3月までの活動の概要を報告いたします。 委員会審査では、中部横断自動車道の整備状況について常に確認してまいりました。中部横断自動車道の現状につきましては、(仮称)長坂ジャンクションから八千穂高原インターチェンジ間では、環境影響評価における現地調査が始まり、事業実施に向けての手続が進められているところであります。その一方で、本年の夏頃には、静岡県と山梨県を結ぶ全区間の整備が完了する予定であり、ミッシングリンクの解消に向けて、未整備区間の早期着工と全線開通がより一層念願されるところであります。 このほか、当委員会の取り組み事項の一つである松本と佐久の間を結ぶ連絡道路に関しては、昨年4月に、佐久市議会松本佐久連絡道路建設促進議員連名が発足したことを受け、重要課題として再確認し、国の計画査定の動向を注視してまいりました。 また、北陸新幹線についても、延伸工事の進捗や乗車人数の推移を随時確認してまいりましたが、昨年末には、工事の遅れから、金沢・敦賀間の開業が、予定されていた2023年の春から1年ほど遅れることが公表され、今後の進捗状況が注目されるところであります。 当委員会の前身であります高速交通網特別委員会の頃より、継続して実施していた中央省庁や県への要望活動につきましては、新型コロナウイルスの影響で、今期は実施できませんでしたが、状況を見極めながら、関係各位と連携し、地元の声を届け続けることが、目的達成への大きな一歩となります。 高速交通網は、つながってこそ最大の効果を発揮します。豊かな市民生活に直結し、命をつなぐ重要な道路の整備促進のため、今後も継続した取り組みが必要であると考えております。 また、公共交通に関する調査研究の取り組みにつきましては、市内循環バスへ実際に乗車して現状を調査したほか、コロナ感染症の影響により県外への行政視察は中止となりましたが、県内先進地への日帰り視察を実施し、より良い公共交通の在り方について調査研究を続けてまいりました。 前期の委員会においてまとめられました提言事項のうち、循環バスの南北系統の一体運行や、デマンドタクシーの愛称募集など、一部が実現いたしましたが、地元住民の意見を反映させ、地域の実情に合った交通体系を検討できる仕組みづくりなど、今後もフォローが必要であると考えております。 人口減少・高齢社会の中で、地域公共交通は大きな転換期を迎えております。利便性が高く、持続可能な公共交通体系の確立に向けて、議会といたしましても、様々な形で支援を続けていかなければと考えております。 なお、経過の詳細につきましては、お手元にご配付申し上げてあります経過概要をご覧願うこととし、以上を申し上げまして、総合交通対策特別委員会委員長報告とさせていただきます。 ○議長(神津正) 次に、議会活性化特別委員長の報告を求めます。 15番、吉岡議会活性化特別委員長。 ◆議会活性化特別委員長(吉岡徹) 議会活性化特別委員会委員長の吉岡徹でございます。 議会活性化特別委員会委員長報告を行います。 当委員会は、議会や議員活動の見える化の推進を通じて、議会の活性化、議員のなり手不足対策を図ることを目的といたしまして、令和元年5月第1回臨時会において設置されました。 当委員会は、お手元にお配りしました経過概要にありますとおり、都合21回の委員会を開催するとともに、2回の意見交換会の開催、加えて3か所への行政視察を行ってまいりました。 主に取り組みました5項目について、順次報告申し上げます。 はじめに、佐久市議会手引書の発行についてであります。 当委員会では、議会の仕組みや議会と議員の活動を市民の皆さんにご理解いただくことが、まず先決であろうと考えまして、まず、議会手引書の作成に着手をいたしました。 昨年8月に手引書は完成いたしました。議会ホームページに掲載するとともに、議会棟に置くことになりました。 併せて佐久ケーブルテレビ及びFMさくだいらを通じまして、市民の皆様への周知を図ったところであります。 改選後、市議会におきましては、意見交換会等の様々な機会を捉えまして、一層の活用を図っていただきたいと考えております。 2項目めは、各種団体との意見交換であります。 佐久市男女共生ネットワークの皆さんや、公益社団法人佐久青年会議所の皆さんと、議員のなり手不足の解消や議会の見える化に関して意見を交換してまいりました。 その際出されました意見としては、議員の活動をもっと見せることで、議会への理解が深まるのではないか。女性が議員になれるような方向性を考えてほしい。議員の仕事は魅力が分かりにくいとの意見のほか、議員専業でも暮らせる報酬額が必要ではないかとの意見も出されるなど、議員のなり手不足の課題について、率直なご意見を伺うことができました。 また、定期的な意見交換会の開催要望が出されるなど、手応えが感じられる機会となりました。 今期は、現下の新型コロナウイルス感染症拡大により、意見交換会の開催は2回にとどまりましたが、来期におきましては、コロナ感染症が終息し、意見交換の機会を重ねることにより、議員のなり手不足解消につながることを期待したいと思います。 3項目めは、タブレット端末の導入についてであります。 当委員会では、本会議や委員会等の議会運営の効率化やペーパーレス化などを目的といたしまして、タブレット端末の導入に向けた調査研究を行ってまいりました。 導入に当たっては、執行部側との同一の会議システムを、同時に導入していくことを前提としておりましたけれども、会議システムの利用に当たり、執行部側が通常業務で利用されているセキュリティのレベルが大変高いネットワーク、LGWANというのだそうでございますが、それについては、議会側からはアクセスができないということのために、同期システムの利用が困難であることが判明いたしました。 これにより、タブレットの導入に関しましては、議会単独での導入を目指すのか、または執行部側との同時導入を更に追及するのかについての調査研究を、来期に引き継ぐことにいたしました。 4項目めの委員会等の公開についてですが、これまで傍聴のみであった委員会の公開を、インターネット中継することにより、多くの市民に議会に関心を持っていただけることを目指し、調査研究を行ってまいりました。先進地への行政視察や、定点カメラ、あるいは360度カメラによるデモンストレーション等を行いまして、検証を重ねてきたところでございます。 各種カメラには、それぞれ一長一短がございまして、引き続き調査研究を要するとして、結論を来期に引き継ぐことにいたしました。 5項目めは、議長・副議長の選出過程の公開方法についてであります。 当市議会におきましては、議長、副議長の選出に当たり、立候補制を採用しており、選挙に先立ち、立候補者による所信表明を全員協議会で行っております。 議会の見える化を一層進める観点から、所信表明のインターネット中継等について協議を重ねていたところでございますが、引き続き協議検討を要するとして、来期に申し送ることになりました。本年4月の改選期に実現に間に合わないということは、大変残念ではございますが、他議会の例を参考にいたしまして、早期に実現してほしいと願うものでございます。 以上、主な取り組みについてご報告申し上げました。 この間、委員会の調査活動として、令和2年1月に、愛知県新城市と田原市、同年11月に飯田市へ行政視察にお伺いし、若者議会、議会図書館と市立図書館との連携、タブレット端末の導入、委員会等の公開等について調査を行いました。各市議会等の取り組みへの熱意に触れ、大変刺激を受けたところでありまして、その後の委員会の活動に大いに参考になる行政視察でありました。 これまでの活動を振り返ってみますと、各委員の皆さんが課題解決に向けたそれぞれの考えを持ち寄り、忌憚のない意見を出し合うことで、議論が深められたと感じております。また、各協議事項の検討過程におきましては、各会派での協議をお願いすることが度々ございました。各会派及び議員各位のご協力の下、協議を進めることができました。この場をお借りしまして、御礼申し上げます。 以上、申し上げてまいりましたが、当委員会には引き続き調査研究、協議検討を要する項目が多く積み残されております。道はまだ途上でございます。現任の内藤副委員長及び各委員の皆さんを始め、来期の議員の皆さんには、更なる活性化に向けてご尽力をいただき、市民にとって議会がより身近な存在となることを心から期待いたします。 最後に、委員長としての力不足により、付託された課題に必ずしも十分な進捗が見られなかったことについて、心からおわび申し上げまして、2年間にわたります議会活性化特別委員会委員長報告とさせていただきます。ご協力ありがとうございました。 ○議長(神津正) 次に、広報広聴特別委員長の報告を求めます。 10番、吉川広報広聴特別委員長。 ◆広報広聴特別委員長(吉川友子) 広報広聴特別委員長の吉川友子です。 委員会の活動報告をさせていただきます。 令和元年第1回臨時会において委員の改選が行われ、14名の委員で議会活動全般にわたる広報広聴活動の推進を図ることを目的として活動をしてまいりました。 まず、令和元年6月より、佐久市議会広報モニターを15名の皆さんへ委嘱し、議会だよりに関するアンケートや広報モニター会議を開催いたしました。モニターの皆様には、議会の広報に対する意見をお聞きし、議会での広報の一層の充実を図ってまいりました。 特に、議会だよりにつきましては、いただいたご意見などにより、QRコードの掲載を増やすなど、より読みやすい紙面づくりを目指してまいりました。 次に、議会報告・意見交換会について、令和元年度は開催方法を見直し、佐久市農業祭と同時開催を予定しておりましたが、令和元年東日本台風の影響により、農業祭は中止となったため、当初の目的だった大勢の皆さんが集まる会場での開催とはなりませんでした。 さらに、令和2年度においても、農業祭と同時開催の計画を進めておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の防止のため、議会報告・意見交換会は中止となりました。 なお、中止に伴い、議会報告の内容については、動画配信を実施することとし、ユーチューブにおいて佐久市議会チャンネルを開設し、報告内容については動画配信を行うことができました。この動画については、再生回数が200回以上となり、例年、報告会の会場へ来ることができなかった皆さんへも、報告内容をお届けすることができたことは、一定程度の効果があったと考え、今後も動画による配信を検討していきたいと考えております。 最後になりましたが、FMさくだいらへの出演、議会だよりへの発行及び議会報告・意見交換会等、各種事業に当たりまして、議員の皆さんにご理解、ご協力いただきましたことを御礼申し上げ、委員長報告とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(神津正) 以上で、各特別委員長の報告は終了いたしました。--------------------------------------- △日程第10 追加議案上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(神津正) 日程第10、議案第47号を上程いたします。 議案の件名につきましては、お手元にご配付いたしました議事日程に記載してあるとおりであります。 議案第47号の説明を求めます。 21番、和嶋議員。 ◆21番(和嶋美和子) 21番、和嶋美和子でございます。 議案第47号 佐久市議会会議規則の一部を改正する規則の制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 説明に入ります前に、本案提出の経過について触れさせていただきます。 通常、会議規則の改正案につきましては、議会運営委員会が提出し、委員長が提案説明をすることを例としておりますが、今回の改正内容が女性活躍や男女共同参画に関連の深い部分がありますので、女性議員5名の連署による提出をさせていただきました。議会運営委員の皆様を始め、同僚議員各位のご理解と後押しに感謝申し上げます。 それでは、改正理由について申し上げます。 今回の改正は、女性を始めとする多様な人材の議会への参画を促進する環境整備を図る観点から、市民が議員として活動するに当たっての制約要因の解消に資するため、本会議や委員会への欠席事由として、育児、看護、介護、配偶者の出産補助等を明文化するとともに、出産について、産前産後期間に配慮した規定の整備を図ったものです。 また、行政手続等において、原則として押印を廃止する政府の政策動向を踏まえ、議会に対する請願に係る押印の見直しを行おうとするものでございます。 なお、これらの改正の施行期日は、公布の日とするものでございます。 改正内容の詳細につきましては、議案書に記載のとおりでございます。 この3月定例会の期間中に、全国の多くの市議会でも同様の改正が行われることと存じます。多様な人材が活躍できる環境整備、変化する世界への対応を目的とした今回のこの改正案を、私たち女性議員5名全員の総意で提出できたことは、大きな意義があると感じております。 一地方議会の小さなチャレンジではありますが、この出来事が、世界は確実に変わり始めているというメッセージとして、一人でも多くの方に届くこと、そして、一歩踏み出すことをためらっている方々へのエールとなることを願います。 以上、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(神津正) これより、議案第47号を議題として、質疑を行います。 順次、発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって議案第47号の質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第47号につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第47号については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより採決に入ります。 議案第47号 佐久市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてを採決いたします。 本議案については、討論の通告がありますので、発言を許します。 本議案に対して賛成者の発言を許します。 18番、中條議員。 ◆18番(中條壽一) 18番、中條壽一であります。 議案第47号 佐久市議会会議規則の一部を改正する規則の制定につきまして、賛成の立場から討論をさせていただきます。 近年、人口減少、ニーズの多様化など、地方自治体を取り巻く環境は厳しさを増し、現下のコロナ禍により更に難しいかじ取りを迫られています。こうした中でこそ、地方議会の真価が問われているのではないかと感じております。 佐久市議会基本条例の前文において、議会は、佐久市民の代表機関として、市民の意思を市政に的確に反映させる使命が課されている、また、多様化する市民の意思を把握するため、その持てる機能を十分に果たさなければならないとうたわれております。 全体意見の縮図として、市民代表機関の意思を示すには、多様化する市民の意思を的確に市政に反映させることが必要であります。 今回の改正案は、女性を始めとした多様な人材の市議会への参画を促進することを目的としており、老若男女を問わず幅広い年代層の様々な立場の議員から構成される議会、多様な議論が尽くされ、機能が十分に果たされる議会づくりに寄与するものであると考えます。 以上のことから、私は、本議案に賛成するものであります。同僚議員各位のご賛同を心からお願い申し上げまして、私の賛成討論といたします。 ○議長(神津正) 以上で討論を終結し、議案第47号を採決いたします。 議案第47号について、原案どおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(神津正) 起立総員であります。 よって、議案第47号は原案どおり可決されました。--------------------------------------- △継続審査議決 ○議長(神津正) 次に、各常任委員長、議会運営委員長並びに各特別委員長から、それぞれ閉会中の所管事項等の調査の申出があります。 お諮りいたします。 各常任委員長、議会運営委員長並びに各特別委員長の申出のとおり、閉会中の所管事項等の調査に付することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、閉会中の所管事項等の調査に付することに決しました。--------------------------------------- △総務部長発言 ○議長(神津正) ここで、佐藤総務部長より発言の許可を求められておりますので、これを許可します。 佐藤総務部長。 ◎総務部長(佐藤照明) 議員の皆様には、お疲れのところ、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございます。 専決処分についてのお願いを申し上げます。 予定をしております案件は、条例1件と、令和2年度一般会計及び特別会計の補正予算であります。 はじめに、条例でありますが、令和3年度の地方税制改正に伴う佐久市税条例の一部改正であります。 お手元にお配りいたしました資料、市町村税の改正案の概要をご覧ください。 市税条例は、令和3年度の評価替えに伴う土地に係る固定資産税及び都市計画税の税負担の調整措置などについて、所要の改正を行う予定となっております。 現在、国会において、地方税法等の一部改正法案が審議中でありますので、この改正法が成立し、公布された場合、新年度当初から対応しなければならない市税条例の関連する箇所につきまして、専決処分による改正をお願いするものであります。 次に、令和2年度一般会計及び特別会計の補正予算であります。 年度末を迎えまして、既決予算のうち、歳入の地方交付税、また、国・県補助金及び市債等が確定するほか、歳出全般にわたりまして事業費の確定に伴う補正が必要となってまいります。このため、専決処分を行うことつきましてご理解を賜りますようお願い申し上げます。 以上でございますが、よろしくお願い申し上げます。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(神津正) 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。 これをもって令和3年佐久市議会第1回定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでした。 △閉会 午後3時45分---------------------------------------代表監査委員退任挨拶 ◎議会事務局長(小林聖) ご連絡申し上げます。 本年、3月31日をもって退任されます篠原代表監査委員から挨拶がございますので、お聞き取り願います。 ◎代表監査委員(篠原捷四) 皆さん、大変お疲れのところ恐縮ではありますが、少し時間をいただきまして、退任の挨拶をさせていただきたいと思います。 私は、平成25年4月から監査委員に就任いたしまして、以来、2期8年間、市の事業や財務につきまして、代表監査委員としまして監査業務を行ってまいりました。この間、決算審査、定期監査、毎月行われる例月検査等において心掛けましたことは、常に公正、不偏の態度、すなわち独立した立場で、誰におもねることなく、税理士という職業で得たものをできる限り生かし務めてまいりました。 8年間、思い返しますと、理事者のご理解をいただきまして、一つには監査委員、2人から3人にしていただきました。監査事務局の職員につきましても、スタート時は全員兼任でございましたが、3年ほど前から2人は専任としていただきまして、私といたしましては、これにより監査の質の向上は図られたのではないかと自負しているところでございます。 ただ、心残りのことは、いまだ監査事務局の独立事務局設置は実現できていないところであります。全国的に見ますれば、佐久市の人口規模でいきますと、75%、4分の3の市は、単独設置でございます。この点だけは実現できなかったこと、心残りではありますが、幸いにも理事者のほうで先ほど承認されましたように、後任の監査委員、私の同業の者でありますし、若手でありますから、彼らにこの実現、今後のことを託したいと思っております。 いずれにいたしましても、在職中、ここにおられる皆様始め、職員皆様のご協力をいただきましたことを、心から感謝と御礼を申し上げるところでございます。 これからは、一市民としまして、自然に親しみ、微力ではありますが佐久市の発展に寄与してまいりたいと考えております。 終わりに、議員各位並びに市長始め理事者の皆様、職員皆様のご健勝と、佐久市ますますの発展をご祈念申し上げ、退任の挨拶といたします。 ちょっと時間をいただきまして、お別れに、今の心境を含めまして、一句ご披露したいと思います。 これよりは恋や事業や水温む 私の句ではありません。これは、有名な高浜虚子の有名な句でありますけれども、私は、もうすぐ76歳になりますから、恋や商売は卒業いたしまして、こういう句をつくりました。 これよりは自然に帰依し耕さん 私が関わっている俳句の世界では、自然崇拝というのが基本でありますから、これからは自然に親しみ、自然をよりどころにしてやっていきたいという気持ちでつくりました。頭の中も一緒に、畑と同時に耕していくという気持ちでございます。 これよりは自然に帰依し耕さん 8年間、誠にありがとうございました。(拍手) ○議長(神津正) ここで、議会を代表いたしまして一言ご挨拶申し上げます。 篠原代表監査委員におかれましては、長い間、市政発展並びに市民福祉の向上にご尽力をいただき、本当にありがとうございました。 また、議員の皆さんに立派な句集までいただきまして、この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。 皆様、もう一度、篠原代表監査委員に拍手をお送りしたいと思います。(拍手)地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。   佐久市議会議長   神津 正   佐久市議会議員   大塚雄一   佐久市議会議員   高柳博行...